スライムさんすこしがんばる

このひまをどのように

長女を愛せない増田とそのブクマカの方へ

anond.hatelabo.jp

どうしても長女を愛せない

愛そうと思うからツライので、保育士にでもなったつもりで仕事として付き合え。仕事だとしても生理的に無理というなら、多分問題の根源は増田自身の幼さにある。長女には災難というほか無い。

2016/04/25 17:54
b.hatena.ne.jp
どうしても長女を愛せない

わたしもよくおまえなんか生まれなければよかったと殴られてたので分かります(´-ω-`) 娘さんが、早く自立できるまでは、旦那さんや、両親とも相談してみて、だましだまし、やってもらえませんか。お願いします。

2016/04/25 18:25
b.hatena.ne.jp

長女も同じ気持ちなんじゃない、ていうかどうしても母親を愛せない娘のほうが数は多いんじゃないでしょうか 私も母と娘の絆とか映画やドラマに出てくるだけでも逆上するほど嫌いだもん - lisagasu のコメント / はてなブックマーク

自分も長女の側だった人間だが、隠しても子供はいずれ感じ取る。割り切って適当な距離感置いて接するのがよいよ。ただ、他の兄弟と扱いに差を付けないでね。愛せなくても、きちんと育つ道もある。 - ikanosuke のコメント / はてなブックマーク

以上のようなブコメ群を眺めていて抑えきれなくなったので書く。
(すみません、一例として上に挙げたブクマカーの方に個人的感情はないです。)


なに悠長なこといってんだ??????と。


さっさと専門家にかかれ!!!!!!!と。


どこかで「日本は心理学への関心が浅すぎる(すごく適当な要約)」みたいな記事を見たような気がするけど、あれって本当なんだなと思う。「ウツは甘え」って言葉がまかり通るわけだよね。

だんだん慣れるさ、とか親子だから情愛に満ちているなんて幻想だ、とか、そういうのは別に主張としては僕だって正しいものだと思う。
でも、親子(しかも小さな子(と明言はなかったけど))という関係性の中での主張としては、まったく適さない。適さないっていうのは、上記の主張にそって行動したところで、「増田が長女を嫌いでしんどい」という問題に解決策にはならない。増田も長女も幸せにならない、ということ。

反論

そりゃあ僕は親になった経験も女性になった経験もないです。別に心理学の専門家でもないし、親から虐待を受けたわけでもない。そういう気分になるものなんだからほっておけ、と言われたらそれまでかもしれない。でも書かずにはいられないので書きます。以下が気になったブコメへの反論です。

◎だんだん慣れるからなんとか頑張って派へ

慣れないと思います。というかそういう受け身的なやり方でどうやってこの状況が好転するというのでしょう。

◎嫌いでもいいんだよ親子を見る世間の目に縛られないで派へ

この増田を読んだうえでこういう主張をする人は、なんかアドラー心理学とかその派生をどっかで適当に読みかじってその部分だけを雑に適用してるんじゃないでしょうか。雑すぎませんか。本当にこの増田とその子がこのままでいいと思うんですか。病気になってそのままにしとくやつはいない、この人たちは「風邪をひいてるあなたをありのまま愛して」っていう的外れを言っているようにしか聞こえない。例えば長女が嫌いだという感情をありのままに認めてそれをオープンにすることでこの登場人物の誰かが救われるとでも思ってんですか?「病気」や「異常」というワードをタブーにして逆にがんじがらめになっているんじゃないですか。
ありのままを認めるっていうのは「私には異常や不都合がある。だからつらい。でもしようがない、これが私だ。これからだんだん幸せになれるようにしていく」という心情をいうのではないでしょうか。

別に僕だって増田のことなんか知らないし、人の幸福のために自分の時間を使えるほど成熟した人間じゃないです。でも安易なこういう主張には反吐が出る。だから書いています。

◎血縁があったって親子は別人なんだから嫌いでもしようがないよ派へ

ある程度年のいった親子ならわかる。僕も親と同年代に生まれていたら絶対に友達にならなかったろうし、いまでも別に仲がいいわけではないです。でも繰り返します、それはある程度―できれば子が成年以上の親子関係に適用な主張ではないですか。どちらにもイーブンに責任がある場合、もしくは互いに利害がない場合、互いが自立している場合において「嫌いでもしょうがない」というフレーズが許されると思います。子は親に物理的心理的に依存するもので、自立しているものではない。だから親子関係が成立する。

幼い子供とどうしても性格が合わないという場合があるにしろ、それはその子に責任があるようには思えない。くわえて親子はこれから生活をともにするのでしょうし、その問題状況を解決する責任は絶対に親にあります。

◎祖父母親戚が愛情をもって育てるから大丈夫だよ派へ

核家族が大半を占め、保育園に落ちる現代になにをいっているのか。


最後に

なんかちゃんと読み返したら、親子がそれぞれ楽になる道を見つけられるとよいね、という意見が多かったのですこし溜飲が下がりました。僕が言いたいのは「一緒に暮らす親が子を嫌っているということはとても不都合だしたいてい禍根を残すから、成人である親がその状況に確実に対処すべき」ということです。「嫌いなんておかしい、この人でなし」ということではない。でも冒頭で述べたように、こういう心因性の問題を「考え方を変えて自分で(もしくは親族友人知人に相談して)なんとかせい」っていう意見が多くて、みんな気丈でいいですね、と思います。id:xevraさんじゃないけど、専門家のところに行ってください。できればよく調べたうえで。


以上です。